純喫茶*(東京 千代田区)
カフェビオットは、神田美倉町にある喫茶店だ。店先では焙煎中のコーヒーの香りが芳しく、入らずにはいられない。コーヒーの相棒チーズケーキは、スパイスが効いた大人の味だ。 人生とは海のよう。私たちの人生はそこに浮かぶ船のよう。 海に由来する表現は…
「タニマが閉店する......!」そんな情報が流れたのは、3月の半ばのことである。またもお見送りか。タニマは秋葉原の賑わう通りの谷間にあって、せわしない日常と、ゲーム街やアイドル劇場との谷間にある理想郷だった。 このお店はとにかく昭和のかわいさ満…
今日は神保町の〈トロワバグ〉を紹介する。先日の〈カフェ トロワシャンブル〉と姉妹店だという。この街には喫茶店は数あれど、駅の出入り口に近く立地も抜群だ。 大好きな本屋街で散々宝探しを探したあと、現実に戻る前に、いまいちど息を整えるのために入…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は珈琲と洋酒の店 さぼうるだ。 神保町にはさぼうるが2軒並んでいる。赤い看板のさぼうると、オレンジの看板のさぼうる2。モーニングサービスがあるのは、赤い看板の方のさぼうるだ。 こちらではオーナーの鈴木さ…
喫茶店のモーニングシリーズ。今日は小川町のカスタムだ。 ここで付いていたテレビ番組は、ブルゾンちえみさんが主役だった。訪問したのは夏の終わり。今は、もう冬。秋は台風ともに行ってしまった。時の流れは早い。今はクリスマスケーキをどこで予約しよう…
喫茶店のモーニングシリーズ。今日は果実園 東京駅店です。 純粋に好きな喫茶店 ”純喫茶”ってなんだろう。最近よく考える。特殊喫茶の対の言葉という定説はこの際、脇におく。昭和40年頃からの喫茶店開業ブームにのって創業した喫茶店のことだろうというのも…
先日からの洋菓子店シリーズ。今日は近江屋洋菓子店 神田店を紹介する。 訪問日は、2015年の5月の土曜日だった。外では神田祭りが開催されており、半纏を着たいなせなお兄さまたちが店内で休憩していた。5月場所の成功を祈念し、お相撲さんが挨拶回りにきて…
丸ノ内線 全駅制覇の旅のつづき。今回は後楽園駅だ。といっても後楽園駅からは遠めだが、お許しを(願) 神田のヘブン こちらのお店は、嵐の桜井翔さんがドラマロケで使用したそうだ。ファンらしき方の姿はあまりなく、どこか教授然とした佇まいの紳士がコー…
丸ノ内線全制覇の旅のつづき。今回は、御茶ノ水駅近くの画廊喫茶ミロだ。訪問順でいうと、喫茶店巡りを開始してから、片手で数えられる段階できた。 ◯◯してミロ〜〜! 三島由紀夫氏も訪問したというミロ。画廊喫茶だから、画家のミロから名付けたのかとまず…
ショパンは神田須田町の喫茶店。東京メトロ丸ノ内線の淡路町駅か、都営新宿線小川町が最寄り駅だ。淡路町といえば池波正太郎さんを思い出すが、この界隈は老舗の建物が多く、雰囲気がとても良い。外国からの友人が東京観光したいといったら、この界隈を案内…
丸ノ内線全駅制覇の旅のつづき。今回は大手町駅だ。サンマリは、大手町駅直結のレトロなビルにある喫茶店である。このガラスに書かれた金色の文字のフォントがかっこいい。 最初にレトロを感じた頃を回顧 もう何年も前のことだ。 私が最初に勤務した職場は、…
名前のない喫茶店 丸ノ内線、全駅制覇の旅のつづき。霞が関駅はなじみのある。だからこそ〈新橋、虎ノ門周辺の喫茶店シリーズ〉で書き尽くしたように思う。こんかい丸ノ内線の旅を敢行するにあたり、未訪問の店を探すのに少し苦労した。いかにも霞が関らしい…
丸ノ内線 全駅制覇の旅のつづき。今日は国会議事堂前駅だ。この駅で降りることはめったにない。小学生のころ、国会議事堂見学に来た覚えがあるが、しかも観光バスでだった。だから電車にのってくることは・・・・・・まずない。そんな私にとってレアな駅、国…
丸ノ内線 全駅制覇の旅のつづき。今回は四ッ谷だ。四ッ谷はむかし夏期講習できたことがある。でも降りる機会が少ない。四ッ谷は大学があるから、良い喫茶店がある。たとえば、いつか書こうと思っているロンだとか。リストに入れているけど未訪問の店が多々あ…
新橋周辺の喫茶店シリーズをお届けする。ジャパンは西新橋にあった喫茶店だ。このブログではじめて過去形をつかう。書こう書こうと思っているうちに、閉店していくお店がある。残念ながら、ジャパンもその一つだ。 どこかに行く途中に見つけて、温めて温めて…
新橋周辺の喫茶店シリーズをお届けする。ジョリーコアンは内幸町駅前にある喫茶店だ。 いつかの内幸町の空の写真をみつけた。航空会館を訪問するために内幸町に初めて降りたのは、もう何年前だろうか。この辺りが勤務地になり、お馴染みの街になるなんて、そ…