【東京都:淡路町】近江屋洋菓子店 神田店
先日からの洋菓子店シリーズ。今日は近江屋洋菓子店 神田店を紹介する。
訪問日は、2015年の5月の土曜日だった。外では神田祭りが開催されており、
半纏を着たいなせなお兄さまたちが店内で休憩していた。5月場所の成功を祈念し、お相撲さんが挨拶回りにきていたのも風流だった。とても神田らしい風景だ。店さきに〈神田祭〉と書かれた提灯が飾られ、歴史あるお祭りと老舗洋菓子屋さんのコラボレーションに雅を感じた。気ままに喫茶店に巡り、こんな偶然があるなんて。だから喫茶店めぐりは楽しい。
5月場所の〈場力士一覧表〉をいただいた。記念に写真をとる。
この日だけの風景だ。
近江屋さんに来ると、いつもこの食べきりサイズのホールショートケーキを頼む。
この形がいいのだ。ホールケーキをひとりで全部食べるという夢が叶う。
近江屋さんのモットーは、質は良いけれど気取らず、子供がおやつに気楽に食べられるようなケーキ作りをする、なのだそうだ。ショーケースに並ぶケーキは、サバラン、アップルパイ、シュークリーム、プリンやゼリーなどなど。乙女チックな雰囲気に包まれ、カップに描かれたパラソルの下の女の子になった気分で、優雅な時間を満喫した。
【2015年5月訪問】