【東京都:西荻窪】こけし屋*鳴子温泉の思い出*
先日からの洋菓子店シリーズを綴る。今日は西荻窪のこけし屋さんだ。
鈴木信太郎画伯のゆるかわな包装紙が欲しくて少しずつ集めている。
看板が、通りと裏通りの両方にあって見ごたえがある。かわいい!
民族衣装が好き
切り絵細工のような葉の隙間から初夏の日差しを讃える。
2階の窓側にはこけしが並んでいる。西洋菓子店で東洋のアートが出迎えるスタイルはめずらしい。民族衣装が好きで、包装紙の女の子の衣装にとても惹かれる。
PIE BOOKS『世界の衣装』という写真集が好きでよく眺める。そういえばこけしが着ているのも日本の民族衣装だ。こけしの良さに気づいてなかった。
鳴子温泉の思い出
こけしといえば、宮城県の鳴子が思い出される。画像検索してみたら、いろいろなこけしグッズがあって楽しそうだ。紅葉の季節はもうまもなく。落ち葉を踏んだ時のクシュクシュという音が好きだ。『マツコの知らない世界』で、紅葉スポット第1位に選ばれた鳴子郷の紅葉の見頃まであと少しだ。10年ほど前に、旅番組で観た鳴子温泉のぬるぬるのお湯に惹かれ、ふと思い立って新幹線で出かけたことがある。
紅葉スポットはJR陸羽東線、鳴子温泉駅と中山平温泉駅の間にある。
壮観だった。確か日帰りで〈うなぎの宿の湯 琢ひで〉に行ったと記憶している。
..... 今、番組のアーカイブを探してきた。あった。やはり琢ひでだった。
朝一のやまびこ号にのり、古川駅で乗り換え、JR陸羽東線で鳴子温泉に行ったのだ。
帰路の時刻を確かめ、日がな鳴子で散策した。
東京-宮城-東京の日帰り旅行だった。せっかくの記憶を忘れるところだった。今ネットで思い出す作業もできるが、やはり自分専用のブログに残せば思い出せる。
だから写真を撮り、ブログに書いている。
いつか忘れた頃にまた行きたくなったときのためブログに残す。
思い返すと、思い立った翌日に旅に出るなんて、なかなかできない。
けっこう贅沢な遊びをしていたな。
りんごほっぺの子供って今....
この日は、銀色に縁どりされたレトロなケーキ皿で提供されたリンゴの丸いケーキを注文した。そういえば、りんごみたいなほっぺたのこどもって最近見かけない。
可愛いイラストのコースターも記念に持ちかえった。鈴木信太郎画伯のグッズ、学芸大学の洋菓子屋さん〈マッターホーン〉や長崎銘菓クルスの缶などで、すこしずつ集めている。
6月に伺っています。こちらは、3階のフレンチのメニューのお知らせ。
【2017年6月訪問】