【愛知県:名古屋市中村区】ウィーン 喫茶店は神対応
喫茶ウィーンは名古屋の喫茶店だ。最寄駅は中村公園駅だと思う。
まず万里母にいってから、ロマンに行き、
その次にこちらへはしごした。こんなふうに”普通であること”が特別に感じる店だ。
庇のロゴがとびきり可愛い。
純喫茶や個人経営の喫茶店はコミュ力が高い。だからお客さん側のコミュ力は要求されない。
純喫茶は常連さんばかりで入りにくい雰囲気がある、と思うむきもあるだろうが、
逆にコミュ力を要求されないので、楽でもある。元気なカフェにいくと、こちら側のテンションもあげないといけないかなと気張りがちだ。
機械的に同じ対応をされると、こちらも相応に機械的に説明せざるをえなくなり......。頑張ってしまう。逆に純喫茶の対応は、お客さんへの対応が柔らかいと思う。
どちらかを非難しているのではない。
でも、純喫茶はコミュ力が高いという印象がある。
ウィーンでは特に思った。訪問したのはまだ午前中だったので、モーニングの提供時間だった。すでにお腹いっぱいだったので、頼むのは、ドリンクだけでよかった。
ママに「トーストつける?」と聞かれ、
「お腹いっぱいだからドリンクだけでいいんです」と答えると
「あら、お腹いっぱいなのに来てくれたの?嬉しいわ」と返ってきた。
これって神対応だ。
生の会話のキャッチボールだ。多様な人間を歓迎してくれてるのだ、という気持ちにななった。お客さんが神様じゃなくて喫茶店が神様だった。
常連さんでいっぱいの店内に、相席させてもらった。初訪問なのに仲間に入れてもらえてあったい気持ちになった。赤いメニュー看板が素敵だった。
メニューはたくさん書いてあるが、用意できるものは限られているそうだ。
それもまた愛嬌だ!ほかのお客さんが帰られた後に店内を撮らせてもらった。
そういえばお店に入る前に、外観や看板の写真を撮っていたことが中から見えていたようだ。
「もしかして写真撮ってた?こういうお店好きなの?」と入った瞬間から会話が弾んだ。
「いっぱい写真撮って宣伝してね!」
「ここはこういうカップで紅茶を出すのよとか書いておいて〜」とお客さん。
豆と食後の昆布茶をありがたくいただく。本当に名古屋の喫茶店には、おまけの文化が根付いている。
名古屋市中村区、そのあと不明ごめんなさい...
【2017年4月訪問】