【東京都:人形町】かふぇ あっぷる 喫茶店のチーズケーキ編
まだまだある。喫茶店のチーズケーキ編をお届けする。
今日は人形町にある焙煎コーヒー店〈かふぇ あっぷる〉だ。
表記はひらがなだ。
こちらのチーズケーキは独特な形をしている。
カリカリに香ばしく焼けたシュー皮に包まれている。
パリブレストのような見た目をしていて、中は酸味のきいたチーズケーキときている。工夫され、それにとても美味しい。
他にも季節のフルーツを使用したタルトなど、ショーケースに収められたマダム手作りのケーキはすべて見目麗しい。
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さて週末は地球ゴージャス(岸谷五朗さん・寺脇康文さんが主催する演劇ユニット)のミュージカル”ZEROTOPIA”を観劇してきた。タイトルからテーマが滲み出ている。
ユートピアとディトピアのお話だ。
あらすじは、こうだ。
ある日、豪華客船が沈没する。
無事生還した登場人物たちは、そこにいるみんなの過去が共有できるようになる。
それは、なぜなのか。
登場人物はある共通した理由で、豪華客船の乗船者として選ばていた。
それは、なぜなのか。
鑑賞後には、大事にしてこなかった人を抱きしめたくなる。
ごめんなさい、とすぐにでも謝りに行きたくなる。
それは、自分に対してだ。
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好きなシーンは
ある主人公がひとりぼっちで、話し相手もなく、いつも自分と対話し続けるが、とうぜんなかみが枯れてくる。はなすことがなくなるのだ。その、ちょうど自分との対話がうまくいかなくなったころ、おりよく目の前に、友だちが現れるシーンがある。
友だちができると新たな対話がうまれるのだ。
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わたしはまだまだ自分との対話が足りないし、想いを伝える語彙が足りないから、
いまだに、そしてこれからも本が友達である。
〈ZEROTOPIA〉の観劇に感激したあとは、
やはりG.オーウェルの『1984』と『動物農場』を読みたくなった。
『1984』は持っていたはずだが、探してもない。
新しい『1984』を用意した。新訳で、高橋和久さんの翻訳したものだ。
【2017年9月訪問】