純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:新中野】珈琲ハウス エイト 喫茶店の旅 丸ノ内線全駅制覇の巻その5*新中野編*

エイトは新中野にある喫茶店だ。有名なロゴは小池一夫さんのデザインである。
数字の1から8までを使って人の顔を表しているのがお茶目だ。

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私のどこでもドア

いままで中野というと馴染みのない街で、単なる通過駅にすぎなかった。
この喫茶店を訪問するために新中野駅で初めて下車した。
地上に出るとわたしの町に雰囲気が似ていた。移動してきたということを忘れてしまう。電車って現代のどこでもドアだと思う。
電車の扉は動くドアだ。こんな感覚で電車に乗ってみると楽しい。

文化人の集まる喫茶店

エイトは小池一夫さんやゴルゴ13さいとうたかをさんご用達のお店だ。漫画家さんや文化人が執筆の合間に来る喫茶店は憧れである。
近所にこんな素敵な喫茶店があるのが羨ましい。わたしが喫茶店が好きなのは、気晴らしにもなるし雑談が出来る場所でもあるし、ぼーっと過ごせる場所であるから。それとおなじくらい乗り物だ好きだ。ここでもぼーっと時間を過ごせる。
「長距離の飛行機は暇すぎて何をしていいかわからない」というひともいるかもしれない。わたしの場合は、普段ぼーっとするためのまとまった時間がとれないから、乗り物に長いこと乗ると、そういう時間ができるので嬉しい。
乗り物ってすごい。
到着地につき、ドアを開るとみたことない景色に目の前に広がるのだ。
乗り物は、妄想しだいでは、どこでもドアのように思える。

あれから1年。

エイトに訪問できたのは2016年の6月のことだった。実は1年ほど前にも訪問したことがあった。そのときは振られた。
勤務がおわって17:00頃にいったのだが、エイトについた瞬間、ママさんがちょうどドアに鍵をかけていた。
振られた、というよりも声をかけるタイミングを逃して告白できなかったくらいの気持ちだった。潮時が来たらまたアタックすればいいと思った。
この近くにも喫茶店があるだろうと、隣駅の新高円寺に向かったのだった。

 

kissafreak.hatenadiary.jp

 

それから1年後に訪問がかなった。このころコーヒーフロートにはまっていた。エイトのコーヒーフロートはアイスが大量に乗っていて大満足の一杯だ。

 

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今日の叔父の写真は、昭和30年代の岩手県 浄土ヶ浜です。
天然の白黒写真、白黒でも風光明媚さが伝わってくる。

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【2016年6月訪問】