【東京都:東高円寺】サムシンエルス 喫茶店の旅 丸ノ内線全駅制覇の巻その4 *東高円寺編*
青梅街道沿い 東高円寺:新中野=6 : 4
丸ノ内線全駅下車の喫茶店旅を始めようとおもったころ、喫茶店の存在がすぐ思い浮かぶ駅とそうじゃない駅がある。新高円寺は後者にあたり、本当に苦戦した。コーヒーを飲めるところならあることはあるが、なかなか食指が動かなかった。
ついに見つけたのがこのみせだ。場所はというと東高円寺駅と新中野駅の間6 : 4くらいの距離だ。新中野駅からの方が近いかもしれない。でもわたしは東高円寺駅から歩いたのだ。この喫茶店は東高円寺編にくみこむことにする。駅から徒歩5-6分くらいの距離だ。
スモークガラスあるある
補強しながら大切に使っている看板が良い。新しいものは簡単に手に入るが、この雰囲気と重みは簡単には作り出せない。店内も素敵だ。
初めての喫茶店は、入ってみるまで恐る恐るだ。中がうかがえないから。暗く感じるのはガラスがスモーク施工されているからだ。外から中は窺えないけど、逆は・・・・・・しかりではない。中から外はよく見える。これは喫茶店あるあるだ。わたしが夢中で外観や看板を撮影していた様子は、きっと中から見えていたはずだ。
入店すると、まよわず窓側の見晴らしのいい席に案内された。マスターは気配り名人だ。カウンターのすぐそばに座った私は、マスターの様子がよく見える。
続々と入店するお客さんへの気配りがすごい。長くサービス業をされている方はさすがだとおもわせた。
私が帆船の模型を見つけ、撮影許可をいただくと、よく見えるように位置を調節してくれた。寡黙そうなマスターだが、優しいのだ。
たまたま街を漂流してたどり着いた喫茶店だが、帆船模型があるお店で思いがけなく幸せだった。
別添えのグラスがかわいいロシアンティー
最近ジャムが気になっている。たぶん先日、テレビ番組の〈沸騰ワード10〉で
家政婦の志麻さん作、カブのイチゴジャムマリネのレシピを見たからだ。すぐに試したくなり早速作った。おいしかった。梅干しとハチミツを混ぜたような味がした。
この日はいちごジャムのロシアンティーが飲みたい気分だったので、
何気なくオーダーしたら思いがけなく素敵な装いで運ばれてきた。
別添えのグラスに入ったいちごジャムが可愛い。ランチ時間帯ではなかったが、お客さんが続々とはいってきた。このお店は、評判がいいんだろう。近くのサラリーマンがきわどい話をしていた。2020年までに、東京の飲食店界隈はどうなっているんだろう。今は分岐点だということは確かだ。だからこうして2017年現在の喫茶店の様子を、ブログに残すことは意味があると思う。 できる限り書いていこう。
今日の伯父の写真は川崎ゼネラル岸壁(昭和30年ごろ撮影)
読めない…何丸?
【2017年6月訪問】