純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:築地】愛養

今日も築地の喫茶店を。珈琲の店 愛養は築地場内の喫茶店。横並びのカウンターのみの細長いお店。グラスに入ったミルクコーヒーが好きで毎回それをオーダーしている。

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青いタイルと整列した白いお皿もグッとくるインテリア。営業時間になかなかタイミングが合わず、いきたさをグッとこらえている。店名が”愛を養う”というだけあって、会えない時間でこのお店への愛を育てていると思う。

遠出を控えた今年のGW。喫茶店ともう一つの愛すべきものに没頭することにした。それは船と海の物語。

「白鯨との闘い」という映画を見た。ハーマンメルヴィル作「白鯨」のモデル、捕鯨船エセックス号の真実を描いた作品。単に海洋文学が好きだから鑑賞した。ロン・ハワード監督作品だし、パッケージにいたクリス・ヘムズワースがかっこよかったから。気楽に見ようと思った。動機は本当にそれだけだったがのに、予想以上にはまってしまった。

まず船長と一等航海士の二人の男のストーリーがいい。
持っているのは血筋と家柄だけで自信も実力もないのに船長になってしまった男と、実力も資質もあるのに見えない天井のせいで船長になれない男のそれぞれの葛藤。
いつの時代でも隣の芝生は青い。

そして帆船出航までの描写にも引き込まれる。
船の専門用語が生きている。この映画のように現代の船には帆を張る作業はないけれど、

anchoring作業は存在する。

Haul short the anchor.  錨を巻け!

Crank away on the windrass.  全力で鎖を巻け! 


など。

参考になるセリフだろう。


海洋小説を楽しむ際に、船体構造を知っておくと楽しみが増えるものだ。

それから、こんなセリフも印象に残った。

You can have all voyages under your belt.

航海は君の経験にかかっている!

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娯楽で映画を見ようとしても、どうしても言葉を集めてしまい結局リラックスができない。これは性だからしょうがないので......。またどこかに喫茶店に行って何もしない頭を空っぽにする時間を作りに行く必要がありそうだと、ふと思った。

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東京都中央区築地5-2-1 築地市場 6号館

【2017年6月訪問他】