純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:小川町(淡路町)】高山珈琲 喫茶店のチーズケーキ編

茶店のチーズケーキ編。今日は小川町(淡路町)の高山珈琲。
小川町駅淡路町駅はほぼ同じなので、遠征組さんへ豆知識。(神保町も神田駅も頑張れば徒歩可能です。←徒歩がなかなか変換されず杜甫と出てきてトホホ)

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しなかったことを満足しよう5月の残り半分は。

例えば、
夕食を作らず、家の近所の食堂で済ませたこと。
朝食を作らず、喫茶店でモーニングをして出勤したこと。
夜寝る前に本を読まなかったこと。
やるべき宿題は終わってるから大丈夫だ。

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食生活において、だいたい1週間のパターン決まっている。
月曜は仲間と外ランチ。火曜から金曜までは、作り置きのおかずでお弁当箱を埋める毎日。詰めないお弁当の数だけ笑えるかも知れない。

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まっすぐ帰るのをやめてみる。そしたら一番寄り道したいと思いついたのはここだった。高山珈琲だ。綺麗な生クリームのフリルで縁取られたチーズケーキがとてもおいしいのだ。

 

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それから家で本格珈琲を淹れるのをやめている。飴色の愛すべきものが泥沼化したら嫌だ。凝り症だからはまるに違いない。息抜きのための趣味のはずが他に別の趣味を見つけざるをえなくなるだろう。それに私はどこかに足を運び、新鮮な雰囲気で珈琲を飲むことが好きなのだ。専門分野は専門家に任せるのがいいな、と思う。あと可憐なお皿もお店で鑑賞するだけにしよう。高山珈琲は、両方叶えてくれるいいお店。

 

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東京都千代田区神田須田町1-12

【2015年9月訪問】

 

【東京都:人形町】かふぇ あっぷる 喫茶店のチーズケーキ編

まだまだあります。喫茶店のチーズケーキ編。今日は人形町の焙煎コーヒー店

かふぇ あっぷる
表記はひらがなのようです。

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こちらのチーズケーキは独特な形。カリカリに香ばしく焼けたシュー皮に包まれています。パリブレストのような見た目をしていて、中は酸味のきいたチーズケーキときている。工夫されていて、それにとても美味しい。他にも季節のフルーツを使用したタルトなど、ショーケースに収められたマダム手作りのケーキはすべて見目麗しい。

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さて週末は地球ゴージャス岸谷五朗さん寺脇康文さんが主催する演劇ユニット)のミュージカル”ZEROTOPIA”を観劇してきました。タイトルからテーマが滲み出ておりますね。
ユートピアとディトピアのお話です。

あらすじは、こう。

ある日、豪華客船が沈没する。
無事生還した登場人物たちは、そこにいるみんなの過去が共有できるようになる。
それは、なぜか。
さらに主人公たちはある共通した理由で、豪華客船の乗船者として選ばていたことがわかる。
その理由とは何か。

本当、ありきたりな感想になりますが、大事な人を大事にしたくなります。ごめんなさい。ってすぐに謝りに行きたくなる。

 

 

そう。自分にね。

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4月と5月に、2度観たゼロトピア。つい1カ月前にも自分を奮い立たせたばかりなのに、また1ヶ月の間に腐っていた。またこのミュージカルで、思い出したから謝るわ!
あの......とりあえず ごめんね。わたし。

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好きなシーンは

ある主人公がひとりぼっちです。話し相手がいなく、いつも自分と対話し続け、いつしかその会話が途切れそうなころに、目の前に現れるのが......そう、友だち!

っていう哲学対話のような場面。
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わたしはまだまだ自分との対話が足りないし、想いを伝える語彙が足りないから、いまだに、そしてこれからも本がお友達です。

 ZEROTOPIAの観劇に感激したら、やはりG.オーウェル1984動物農場を読みたくなりました。1984は持っていたはずなのですが探してもありません。

ほっておくと半月後くらいに自爆しますので、読むのを途絶えがちにしないようにします.....。そもそもちゃんと付き合っていたのか曖昧なので、新しい1984を用意しました。新訳は高橋和久さんのものです。(T.M.Revolution ”魔弾”ご参考。)

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東京都中央区日本橋人形町3-4-13 日本橋石田ビル 1F

【2017年9月訪問】

【神奈川県 横浜】キャビン *舵のある喫茶店

今日は横浜駅ビル地下にあるキャビン。

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鉄の鎧。いろいろなものを入れても型が崩れない。荒天で沈んでみたり、浮いてみたり、なんとかギリギリの絶妙な立ち居振る舞いで、崩れないからといってやたらと詰め込んだら転覆する。港に立ち寄って荷下ろし。船のようだが私のことでもある。

横浜の喫茶店キャビンは最近お気に入りの喫茶店。舵があって、銅製のコースターが可愛い。ここで、1週間分の肩の荷を降ろすとしよう。アイスコーヒーを一杯。

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最近読んだ本は『解錠師』(早川書房 スティーヴ・ハミルトン 越前敏弥 訳)
『解錠師』はハヤカワポケットミステリー版の装丁が好きだ。真っ赤な表紙に鍵穴から歯車。センスがいい。ジャケ買いじゃない、内容もいい。

私はアメリカの州に疎い。地図帳と格闘しつつ二巡目でやっとストーリーに追いつく。いや正確に言うと一巡でやめられず、すぐ二巡目をスタートしたかっただけだ。この小説の終わりと始まりは無限ループできる。
主人公が解錠するのは主に金庫。本書では金庫を女性と表現しているのが良い。初期設定のまま放置しておく人、スペアを堂々と見せびらかし、本当に大事なものは別の場所にしまっておく人。ぐぬぬ

一般的に船も女性の代名詞として扱われているが、尊重しないと海で荒れて大怪我するのは乗組員さんたちなのだ。だから時々ドックに入れて手入れをしたり丁寧に操船する。

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トラウマで口がきけなくなった『解錠師』の主人公はひょんなことから解錠師になる。金庫の錠を開けるアーティストだ。錠への執着心や、解錠に成功した爽快感を彼以上に感じる人はいないだろう。彼のトラウマと重ねるととても切ない。しかも彼の解錠における能力は天才的だった。文字通り潜ったから見つけ出した潜在意識だった。深く深く。やがて溢れそうな彼の悩みを救うのが、いささか複雑な出会い方をした恋人のアメリアだ。このアメリアはマイクのマグダラのマリアだった。

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アメリアは人魚なのだ。

マイクはある日ー悪事に足を踏み入れる境界の日ー、風に髪をなびかせたアメリアの写真を見つけ、心奪われ、彼女のことで頭がいっぱいになる。口がきけないマイクとアメリアのコミュニケーション手段は漫画を描くこと。互いにコマを書き添えていく交換日記だった。セリフに自分の気持ちを代弁させ贈り合うのがなんとも瑞々しい。

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ある日、マイクはアメリアが人魚に変身した絵を描く。「人魚になりたいことをどうして知っているの?」とアメリア。人魚といえば、リトルマーメイドのアリエルがわかりやすい。リトルマーメイドはディズニーが意味深にマグダラのマリアのメッセージを込めた作品だという。マグダラのマリアは『ダ・ヴィンチ・コード』にも登場するが、

『解錠師』、お前もか。

マイクは悪事に苦悩していたが、そこに足を踏み入れなければアメリアに会えなかったばかりか、当のアメリアのためにさらなる泥沼にはまっていく.....。しかし、アメリアはマイクの復活を見守るマグダラのマリアだった。アメリアはまさに泥沼に飛び込んでマイクを救う。そういえばアメリアという名前はマリアに似ている。

マグダラのマリアは、罪を悔いる人、身体に障がいを持つ人を救う女神なのだという。

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本書内には、アメリカのベイエリアやクルーザーのシーンが出てくる。船好きにはもってこいの本だった。

わたしにとっては、ついつい食べすぎるあまいスイーツへの罪悪感”を救いのマグダラのマリア”が赦して…いや、なんでもない。 

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神奈川県横浜市西区北幸1-1-8 エキニア地下1階

【2018年5月訪問】

【東京都:築地市場】木村家

築地場内の喫茶店シリーズ、最後は喫茶 木村家。
シンプルイズベスト。懐かしい幼なじみとの寄り道を思い出すような親しみやすい店構えだった。

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こちらのソーダ水が人生で一番美味しかった。割合が抜群なのか、市場の雰囲気と相まってか、最高だった。下戸なので仕事後のビールという楽しみがない私は、こうして喫茶店のシュワシュワした飲み物を好む。

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GW後の1週間は長かった。とにかくみな復帰へのリハビリに気を揉むのは同じ。心持ちいつもより優くしあった。
GWは遠出をせずずっと本を読んでいた。日常と同じことをわざわざ遠くに出かけてするのが最高の贅沢だと思っているのですが、今回はそれが叶わず。片道数十分の喫茶店に小旅行し、いつもと同じように本を読むことにした。本当はスーツケースに積読していた本をたくさん詰め、往復の機内でも(海外のリゾート地を夢みる)ホテルでも、本を読み続ける。という旅が理想。いつかやってみたい。

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このGWは海の映画を見ることに決めていた。2014年公開『キャプテン・フィリップス』(ポール・グリーングラス監督トム・ハンクス主演)をようやく見た。海の英語の仕事をする際、参考資料として勧められていたが、なんだかんだと言い訳をし今まで見てこなかったことを後悔した。でも…見ていたら仕事にならなかったかもしれない。仲間の船員さんたちが心配すぎる!いくら国際条約があったって、無法地帯には関係ない。海賊は昔の遺物ではないしフィクションでもない。船員さんは本当に立派な仕事で、ますます誇りに思う。尊敬の念が絶えないな。

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前回の『白鯨との闘い』が19世紀の船の物語だとしたらこちらは本当に現代のそれ。出港前の航路確認や操船オーダーは、生の海の専門用語だった。勉強になる。この映画の感想はひとことでいうと

海上復帰するんかい!」

『白鯨との闘い』にしても『キャプテン・フィリップ』にしても、俺には船しかないぜ、という船乗りの生き様にロマンを感じる。

このGWはダン・ブラウンのラングドンシリーズを見たし読んだし、記憶のほとんどがトムハンクスだった。もう一回見たくなった『キャスト・アウェイ』もトムハンクス主演か。彼は本当にサバイバルの巨頭だな。

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東京都中央区築地5-2-1 築地市場 1号館

【2017年9月訪問】

【東京都:築地市場】センリ軒

今日も築地市場の喫茶店。センリ軒。この佇まいは貴重だ。カツサンドの評判が高いのでミーハー魂でそちらをオーダーしたのだが、プリンも昭和の姿で惹かれている。

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さてGWでハマった映画『白鯨との闘い』(2015年公開:原題: In the Heart of the Sea 監督:ロン・ハワード、主演:クリス・ヘムズワース

クリス・ヘムズワーズ演じる一等航海士オーウェンチェイスがかっこよすぎる。
ストーリーがよいのも俳優がよいのもさることながら、相変わらず海のことば集めに興じた。


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本作で、一等航海士の訳語が二種類登場する。

First officerとFirst mateだ。

  • まず冒頭船主がチェイス航海士としての乗船辞令を出す。
    "As a First officer"として、と。
  • 次に、ポラード船長が一等航海士のチェイスに対し、”First Mate”と呼びかける。

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Officerは士官を意味する。船内構成員の中でOffcierと呼ばれる人は限られている。Cheif Officer/First Officer/Second Officer/Third Officerだけ。
企業のCEOやCFOなどのOfficerと同じであり、責任者的意味合いが強い。先日、パックンがAERA dot.で

階級にかかわらず全ての警察官をPolice officerと呼ぶ。

と紹介していたが、それは外部(=市民)の目線でいうとすべての警察官が責任者だからではないかと思う。

消防士は英語で「fireman」じゃない! 間違いやすい職業名をパックンが指南 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

船の場合、全ての船員がOfficerではない。階級ごとに名称が異なる。警察官も内部での呼称は細分化されているだろうが、外部から見た職業名はPolice Officerである。同じように”船員”は”Seafarer”だ。入国書類などで実際にそう書いているとのことだ。Police manがPolice officerへと呼び名が変化したように、船員もSeamanではなくSeafarerが現代の職業名だ。

 

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一方のMateは、クラスメイトのメイトと同じニュアンスであり、仲間という意味合いが強い。船では上位者が下級者に対してのみ使える。語源を辿るとMateはMetsということば(食べ物、料理)につながるという。この言葉がイギリスに入った時にMetsがMessとなったようだ。船内には、Mess roomと呼ばれ部屋がある。食堂のことであり、仲間が集って食事をする場所のこと。そこからMessが転じてMateは仲間という意味になった。

 その昔、船長と一緒に食事(Mess)をしていた仲間をMateと呼んだことに由来するらしい。(参考:成山堂書店「海の英語」佐波宣平)

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船長が一等航海士をMateと呼ぶからといって、見よう見まねで二等〜三等航海士が同様に使用するとひどく怒られる。

『新人の頃、知らずに呼んでいたら怒られました!』とは、現一等航海士、若き頃の失敗談。たまに聞くこぼれ話が面白い。

よって本作でもチェイスをFirst Mateと呼べるのは、ポラード船長だからこそなのである。

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東京都中央区築地5-2-1 築地市場 8号館

【2017年6月訪問他】

【東京都:築地】愛養

今日も築地の喫茶店を。珈琲の店 愛養は築地場内の喫茶店。横並びのカウンターのみの細長いお店。グラスに入ったミルクコーヒーが好きで毎回それをオーダーしている。

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青いタイルと整列した白いお皿もグッとくるインテリア。営業時間になかなかタイミングが合わず、いきたさをグッとこらえている。店名が”愛を養う”というだけあって、会えない時間でこのお店への愛を育てていると思う。

遠出を控えた今年のGW。喫茶店ともう一つの愛すべきものに没頭することにした。それは船と海の物語。

「白鯨との闘い」という映画を見た。ハーマンメルヴィル作「白鯨」のモデル、捕鯨船エセックス号の真実を描いた作品。単に海洋文学が好きだから鑑賞した。ロン・ハワード監督作品だし、パッケージにいたクリス・ヘムズワースがかっこよかったから。気楽に見ようと思った。動機は本当にそれだけだったがのに、予想以上にはまってしまった。

まず船長と一等航海士の二人の男のストーリーがいい。
持っているのは血筋と家柄だけで自信も実力もないのに船長になってしまった男と、実力も資質もあるのに見えない天井のせいで船長になれない男のそれぞれの葛藤。
いつの時代でも隣の芝生は青い。

そして帆船出航までの描写にも引き込まれる。
船の専門用語が生きている。この映画のように現代の船には帆を張る作業はないけれど、

anchoring作業は存在する。

Haul short the anchor.  錨を巻け!

Crank away on the windrass.  全力で鎖を巻け! 


など。

参考になるセリフだろう。


海洋小説を楽しむ際に、船体構造を知っておくと楽しみが増えるものだ。

それから、こんなセリフも印象に残った。

You can have all voyages under your belt.

航海は君の経験にかかっている!

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娯楽で映画を見ようとしても、どうしても言葉を集めてしまい結局リラックスができない。これは性だからしょうがないので......。またどこかに喫茶店に行って何もしない頭を空っぽにする時間を作りに行く必要がありそうだと、ふと思った。

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東京都中央区築地5-2-1 築地市場 6号館

【2017年6月訪問他】

【東京都:築地市場】喫茶 岩田

今日は築地市場の岩田。
こちらは場内の喫茶店なので市場移転問題に大きく影響される。 お店の営業時間が興味深く、深夜3:00ごろから15:00まで。市場で働く人々の稼働時間に合わせている。
その時間故なかなか訪問できなかったが、やっと訪問が叶った。

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ここのカレーが好きだ。市場で揃う材料からとられたダシは間違いなく美味で、そしてお店の活気がダイレクトに味覚を刺激する。お客さんがひっきりなしに訪れ、ママとおしゃべりし、皆美味しいもので胃袋も心も満たしていく。両側に入り口がある横長のお店設計もそそられる。ママはカウンターの中で横移動しつつ調理している。その様子を見ているだけで楽しい。ここはカレーだけでなくトースト類も惹かれるし、また是非行きたいと思っている。今こうして記事を書いている間にも、行きたくてうずうずしてきた。

 

いよいよダンブラウン氏が来日するらしい。このところダンブラウン氏のラングドンシリーズを読んでいる。海のことばが聖書から多く転用されているということは、ここ数年でいろいろ勉強させてもらったが、インフェルノでの(角川文庫「インフェルノ」ダンブラウン/越前敏弥:翻訳)セリフで、またそのことを思い出した。

今日のことばは、検疫を意味するQuarantine

語源はラテン語のquadragintaで、40を意味する。

quadragintaの語源は(略)”イエスが荒野で40日40夜の間悪魔から種々の訓練を受け、断食と飢餓に苦しんだ故事(マタイ伝第4章)またはそれにちなんだ四句節(Lent)基づいている

(引用:成山堂書店「海の英語」佐波宣平)

映画”インフェルノ”では、その昔感染症が流行したとき、港で船員を40日間足止めしていたことに由来すると語っていた。その40日間という日数は、聖書の故事に関係していたから興味深い。

Quarantineは船を止めておく期間のことだったが、転じて入航船の検疫に従事する検疫所もQuarantineと呼ばれるようになった。

海のある街で、黄色い旗 Yellow Flagを掲げた船を見かけたら、それは検疫中の船だ。その旗は”Q”旗と呼ばれている。QはQuarantineの頭文字。船と船のコミュニケーションの一つに 国際信号旗を用いるものがあり、国籍問わず思いを伝えることができるようになっている。いろいろな旗の組み合わせがあるので、どこかで船を見かけたら、どんな旗なのか、気にかけてみるのも面白いのでオススメだ。 

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【2017年8月訪問】

 東京都中央区築地5-2-1 築地市場