【東京都:赤羽】プチモンド
〈プチモンド〉は赤羽にある喫茶店だ。
看板は別のものもあり、渋めの色合いのトアルコトラジャのマークがついている。
このオレンジの建物の形そっくりの喫茶店をみたことがある。それはまた後日記事にしようと思う。
私にとって、“フルーツ ”とコーヒー”。
この二文字は最強のセラピー効果がある。
この日は待ち焦がれていたフルーツサンドを頼む。
もちろんフレッシュフルーツがはさんである。缶詰じゃない。種類ももりもりだ。
クリームが果物と混ざり合い口の中でちょうど美味しくなる。
赤いバッグで撮影されたパフェやジュースが麗しいメニュー表だ。
まだまだ他のものも食べ尽くしたい。喫茶メニューが美味しいだけじゃなく、
店内の雰囲気もとても好きだ。日曜の朝にお父さんに連れられた小さい女の子がいた。パンケーキを食べていた。その姿に、幼少期の思い出を重ねる
団地の一階にこんな大きなガラス張りの喫茶店が、東京にあるなんて貴重だ。
通りは、人通りもさほど多くなく静かにのんびりすごせる。
からりとした夏の日に来たら心が晴れた。
この日のお供は『吾輩は猫である』夏目漱石
醒めた目の猫が、人間を風刺してバッサリ斬るさまに思わず吹き出す。愉快な本だ。
【2016年7月訪問】