純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:茅場町】珈琲家 喫茶店のホットケーキ編

今日は茅場町の珈琲家。”珈琲家”というのがお店の名前だ。
潔いシンプルなネーミング。
赤いソファが印象的なホットケーキの名店。

f:id:saria444:20180108001209j:plain

f:id:saria444:20180108000940j:plain

食べきれなくてお持ち帰り。

 珈琲家という店名だが、その他のドリンクメニューも豊富。つい他のメニューに目移りするも、この当時の私はホットケーキまっしぐらで、オーダーは結局ホットケーキにブレンドという王道なオーダーで落ち着いた。

一枚がとても厚いことを忘れており、二枚オーダーしてしまったけど、食べきれなかった分はお持ち帰り可能だった。お家で美味しくいただいた。

ドリンクマニア必見映画。

さて、先日、『ウイスキーと二人の花嫁』という映画の試写会に行ってきた。

www.synca.jp

第二次世界大戦下のスコットランド離島のお話で、戦時下のストーリだから歴史がわからないとつらいかと思いきや、その部分はあまりフューチャーせず、ウィスキーが生きがいの味わい深い島民たちのほのぼのとした日常をえがいた映画で、この映画を見たらとても心が静まりそうな、海の風景とパグパイプの音色が魅力の映画だった。何も考えずにぼ〜〜っと画面を眺めているだけでも楽しい映画。

貨物船SSポリティシャン号座礁事件

実はこれ、私が大好きな船にまつわるお話。戦時下にイギリスからニューヨークに向け、ウイスキーを5万ケース積んで航行していた”貨物船SSポリティシャン号”が座礁した事件が元になっている。このキーワードでこの映画を見ることにしたといっても過言ではない。

霧が多いイギリスの風景が好き。少し陰のある空気が静かにひたひたと迫る感覚。

俳優陣の衣装にも注目。スコットランドタータンチェックの民族衣装を着た男性のスタイリングもかっこいいし、タイトルにもなっている”二人の花嫁”の普段着も二人の部屋のインテリアもとても可愛い。

レモネードが飲みたい。

ウイスキーがテーマの映画なので、だいたいの人はウイスキーが飲みたくなるところ、
私の場合、欲したのはレモネード。

作中セリフで”レモネードを飲まないか?”と尋ねているシーンがあります。(字幕では”ジュース”と訳されていますが、原語ではレモネードと言っていました。)
時は1940代のお話なのですが、ウイスキーが大好きなこのスコットランド沖離島民たちは飲み物といったら、ウイスキーかレモネードか紅茶のことなのだ。と納得していたら、レモネードが恋しくなった。紅茶のティーカップも素敵だったし、パーティでウイスキーを飲むための銀の杯(さかずき)も可愛いと思いながら見ていた。細部にもこだわった素敵な映画だった。

船用語 ラッシング

映画ではウイスキーの積みつけに興味がむいた。本来は貨物が崩れて破損しないよう、然るべきもので固縛するのですが(それをラッシングと呼ぶ)映像ではただウイスキーが入った木箱を、漠然と重ね積み上げていただけだった。戦時中だからとにかく雑にでも積み込んで、早く持って行くことを優先していたのか。ほんとうは固定しないといけないのに。

おそらくこの映画を見ながらこんなことを考えるのは船好きの私くらいかと。
職業病?を発症している自分におかしくなった。
それでもウイスキーの積荷方法は気になるなぁ。どうだったのでしょう。

本作のテーマは、戦時下でも好きなものは譲れない、どんな辛い状況でもささやかな幸せを見つけて人は心穏やかに生きていける。ということだと思う。

すてきな人生哲学がかくされた映画だった。

 

f:id:saria444:20180108000940j:plain

f:id:saria444:20180108001004j:plain

f:id:saria444:20180108000944j:plain

f:id:saria444:20180108000952j:plain

f:id:saria444:20180108000957j:plain

東京都中央区日本橋茅場町1-6-2 桂昇ビル B1F

【2015年7月訪問】