【東京都:池袋東口】コーヒー専門店 伯爵 喫茶店のモーニング編
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は池袋東口の伯爵だ。
この店は、北口店と同じで、14:00までモーニングセットがある。
北口は夜の街という印象なのに対し、東口は池袋西武と無印良品の並びにあり、
入りやすい雰囲気だ。北口も東口も両方、伯爵はコメダ珈琲店の近隣にある。じつはコメダもすきだ。
大きい窓の付いた窓側の席が人気のようだ。往来の人々を眺めながら喫茶店で過ごすのは至福だ。伯爵はゴージャス系純喫茶で、バブル遺産だと思うが、池袋は繁華街なのでこのゴージャスさはなじみやすい。
モーニングのミックスサンドイッチセットは680円だ。玉子とハムサンドがきた。王道の昭和喫茶店の味わい。その他のセットメニューも豊富なので、伯爵ではわざわざモーニングセットにしなくてもいい気がするが、この日はまだ朝食をとっておらず、やはりパンが食べたいと思いモーニングのサンドセットにした。スパゲティセットもAM10:00からPM10:00まで提供しているようだし、ランチタイムを逃したランチ難民がいたとしたら、伯爵様にお得なセットサービスを提供していただける。
さて先ほど、ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏が選ばれたとのニュースを耳にした。カズオ・イシグロといえば、最初の出会いは”THE SUMMER WE CROSSED EUROPE IN THE RAIN "というジャズ楽曲だった。お世話になった方に紹介してもらい数年前に購入した。静かな旋律で、ヨーロッパ映画のような幻想的な音色がする。文学作品では「夜想曲集」が好きだ。
「夜想曲集」については、先日思いがけなく 東中野 ルーブル の記事にて書いた。長崎生まれで、のちにイギリス人となったカズオ・イシグロ氏のこと。イギリスと長崎と両方にゆかりのある私は、当然のようにファンだ。またカズオ・イシグロ氏がイギリスに渡ったきっかけが、海洋学者である父の仕事のため、ということもある。船が好きな私にとってもは、これ以上ないバックグラウンドの作家です。この機会にまた読みかえそうと思った。最新の翻訳本も出たことだし、さっきポチッとした。
本を持って喫茶店にいく。とても好きな1日の過ごし方だ。
東京都豊島区南池袋1-18-23 ルックハイツ池袋B棟 2F
【2015年07月訪問:他】