純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:人形町】かふぇ あっぷる 喫茶店のチーズケーキ編

まだまだある。喫茶店のチーズケーキ編をお届けする。
今日は人形町にある焙煎コーヒー店〈かふぇ あっぷる〉だ。
表記はひらがなだ。

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こちらのチーズケーキは独特な形をしている。
カリカリに香ばしく焼けたシュー皮に包まれている。
パリブレストのような見た目をしていて、中は酸味のきいたチーズケーキときている。工夫され、それにとても美味しい。
他にも季節のフルーツを使用したタルトなど、ショーケースに収められたマダム手作りのケーキはすべて見目麗しい。

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さて週末は地球ゴージャス岸谷五朗さん寺脇康文さんが主催する演劇ユニット)のミュージカル”ZEROTOPIA”を観劇してきた。タイトルからテーマが滲み出ている。
ユートピアとディトピアのお話だ。

あらすじは、こうだ。

ある日、豪華客船が沈没する。
無事生還した登場人物たちは、そこにいるみんなの過去が共有できるようになる。
それは、なぜなのか。
登場人物はある共通した理由で、豪華客船の乗船者として選ばていた。
それは、なぜなのか。

鑑賞後には、大事にしてこなかった人を抱きしめたくなる。
ごめんなさい、とすぐにでも謝りに行きたくなる。
それは、自分に対してだ。

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好きなシーンは

ある主人公がひとりぼっちで、話し相手もなく、いつも自分と対話し続けるが、とうぜんなかみが枯れてくる。はなすことがなくなるのだ。その、ちょうど自分との対話がうまくいかなくなったころ、おりよく目の前に、友だちが現れるシーンがある。
友だちができると新たな対話がうまれるのだ。

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わたしはまだまだ自分との対話が足りないし、想いを伝える語彙が足りないから、
いまだに、そしてこれからも本が友達である。

 〈ZEROTOPIA〉の観劇に感激したあとは、
やはりG.オーウェルの『1984』と『動物農場』を読みたくなった。
1984』は持っていたはずだが、探してもない。
新しい『1984』を用意した。新訳で、高橋和久さんの翻訳したものだ。

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東京都中央区日本橋人形町3-4-13 日本橋石田ビル 1F

【2017年9月訪問】