純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:築地市場】木村家

築地場内の喫茶店シリーズをお届けしている。
最後は〈喫茶 木村家〉だ。
シンプルイズベストである。
懐かしい幼なじみとの寄り道を思い出すような、
親しみやすい店構えだった。

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こちらのソーダ水は、人生で一番美味しい飲み物だとおもった。
割合が抜群なのか、市場の雰囲気と相まってなのか。
下戸なので、仕事後のビール、という楽しみがない私は、
こうして喫茶店のシュワシュワを好む。

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GW後の1週間は長かった。
とにかく職場のみなが、復帰へのリハビリに気を揉んでいた。
いつもより優くしあったと思う。
GWは遠出をせず、ずっと本を読んでいた。
日常と同じことをわざわざ遠くに出かけてするのが最高の贅沢だと思っているも、
今回はそれができなかったので片道数十分の喫茶店に小旅行し、本を読むことにした。

スーツケースに積読の本をたくさん詰め、往復の機内でも(海外のリゾート地を夢みる)ホテルのなかでも本を読み続ける、というのが理想の旅だ。いつかやってみたい。

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このGWは、海の映画を見ることに決めていた。
2014年公開『キャプテン・フィリップス』(ポール・グリーングラス監督トム・ハンクス主演)をようやく見た。
海の英語の仕事をするうえで、参考資料として勧められていたものの、
なんだかんだと言い訳をし、早く見なかったことを後悔した。
でも…見ていたら仕事にならなかったかもしれない。
船員さんたちが心配すぎる!
いくら国際条約があったって、無法地帯では関係ない。
海賊は昔の遺物ではないし。フィクションでもないのである。
船員さんをますます誇りに思う。尊敬の念が絶えない。

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前回の『白鯨との闘い』が、19世紀の船の物語だとしたら、
こちらは本当に現代のそれだ。
出港前の航路確認や、操船オーダーは、いまもいきている海の専門用語だ。
勉強になる。この映画の感想をひとことでいうと

海上復帰するんかい!」

である。

『白鯨との闘い』にしても『キャプテン・フィリップ』にしても、
俺には船しかないぜ、という船乗りの生き様にロマンを感じる。

このGWは、ダン・ブラウンのラングドンシリーズを見たし読んだし、
だから記憶のほとんどがトムハンクスだ。
再鑑賞したい映画のひとつ『キャスト・アウェイ』も、トムハンクス主演である。
彼は本当にサバイバル映画の巨頭だ。

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東京都中央区築地5-2-1 築地市場 1号館

【2017年9月訪問】