純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【京都市:二条城前】チロル 喫茶店のモーニング 参拝した神泉苑のことなど。

茶店のモーニングシリーズのつづき。今回は遠出をした時の喫茶店をつづる。
京都二条城近くにあるCOFFEEチロルだ。

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チロルは朝6:30から開店しているので、喫茶店巡りのスタートに設定しやすいお店だ。最寄り駅は二条城駅前だが、店のほど近くに穴場のパワースポット神泉苑がある。
予定外だったが、ふらりと訪問した。神泉苑境内にある赤い橋”法成橋”は、願い事を念じながら渡りきると、そこに鎮座する善女龍王様がお願いを叶えてくれるという。
神泉苑は、平安京造営の際に禁苑(天皇のための庭園)として作られたものだとか。
ここで天皇や公家が、舟遊びや和歌を詠んで過ごしたそうだ。
名所なのに人がまばらで(平日だったからか)穴場だった。

チロルも法成橋と同様、赤が印象的な外観だった。
壁が一面ガラス張りなのは、オーナーがこの商売を始めようとしたときに、
家族に反対されたので、健全なお店であることをアピールするために、
光がたくさん入る明るいお店を目指したから。
昭和30年頃は、純喫茶とそうでない喫茶店の見分けが付きにくかった時代だ。
そういう反対意見がでるのは、ありうる話だ。

こちらは、カレーが有名なお店だが、この後たくさん喫茶店を巡る予定だったので、
お腹のスペースを空けておくため、軽めのモーニングにした。
カレーは終日オーダー可能だそうだ。有名な観光地にあるからか、「どこから来たの?」と聞かれた。見なれない顔、つまり常連さんでなければ、観光客と分かるのだろう。チロルを目指して遠くから来る喫茶店ファンも珍しくないそうで、そういった人のためにポストカードを用意しているそうだ。ありがたくいただいた。マッチもいただいた。これが欲しかった。早く手に入れたいがために、京都の喫茶店巡りの朝一にチロルを組み込んだ。

もう、この京都旅行から半年経ち、2017年残すところあと2ヶ月弱となった...。
時の流れの速さに驚くばかりだ。もともとパワースポットや神社に行くのが好きだが、ここ神泉苑は2017年の中でも特に印象に残っている。こちらは平日の午前中だったということもあるが、人が少なくゆったり見られた。チロル自体がもつパワーもさることながら、近くにこんな素敵な神社もあれば繁盛するのも間違いない気がする。そういえばこの時のお願いは叶った。

お近くに行かれる際は、チロルと神泉苑と、両方訪問することをお勧めしたい。

 

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京都府京都市中京区御池通大宮西入ル門前町539-3

【2017年5月訪問】