純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:浅草】銀座ブラジル 喫茶店のモーニング編

喫茶店のモーニングシリーズ。今日は浅草の銀座ブラジルです。

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ぴあMOOK喫茶店本制覇から始まった喫茶店巡り

2013年発行のぴあMOOK『東京喫茶銘店』を愛読しています。この本に掲載されているお店を全て廻ろうと決めたのが喫茶店巡りを趣味にしたきっかけです。ブラジルも掲載されているのですが、営業時間などの都合でなかなかご縁がなく先日やっと念願叶いました。この本の”ジャズ喫茶”と”美術館併設の喫茶店”以外のお店はほぼ制覇しました。ラインナップの喫茶店は古いお店だけでなく、”くつろげるお店”というテーマなので、喫茶店で本を読んだり静かに過ごしたいときなど、参考にしています。自由な時間ができたらどこの喫茶店に行こうか、いつもこの本とにらめっこです。営業時間と休日を確認し気の赴くまま出かけています。(掲載されていても残念ながらすでに閉店したお店もあります。例えば池袋の耕路や神保町の柏水堂さんとか(汗)⇦なんで身近な街の喫茶店なのに前入店していなかったのだろうと今は悔やむばかりです。)

 14:00までモーニングのありがたさ

さてブラジルですが、こちらは平日限定でモーニングが14:00までと遅くまでサービスしてくれます。朝遅く起きた日やモーニングをはしごしたい時には、とてもありがたいです。

この日はモーニング600円のセットを。ブラジルはチキンバスケットが名物なのですが、なんとモーニングの付け合わせにその揚げたてフライドポテトがついてくるのです。きのこ型の厚めのトーストに、サラダのニンジンがバラ模様というとてもオンリーワンなモーニング。銀のトレイに三角形のナフキン、ロゴ入りのコーヒーカップにもうっとりしてしまいます。

 船の冒険がテーマの小説がすき

ここ最近は、ピエールロチの”氷島の漁夫”を始め、船乗り経験のある作家の作品を読んでいるのですが、今はコンラッドの”闇の奥”を読んでいます。家の本棚の整理をしていたら出てきたのです。私こんな本持っていたっけ?おそらく、英文学科の教材で強制的に教科書としてあるいは課題図書として読んだのでしょうが、見事に内容の印象がないのです。なんで覚えていないのか、それは自分の興味からではなくその当時、強制的に教科書として読まされていたからでしょうね。今なら紀行文学や冒険小説として私のど真ん中の傾向だし真っ先に選びそうなものです。操船方法や海の描写はさすが船乗り経験がある人ならではの書き方でなかなか興味深いです。少々陰鬱で、元気のない時に読んだらひきずりこまれそうな毒がある本だし、政治が絡みそうな価値観に嫌気をさしそうなところは置いておいて、なぜ英文学の講義で教材にしようとしたかはわかる気がします。小難しいからです。私の手元にあるのは数十年前の中野好夫氏の翻訳版なのですが、新訳もあるそうなのでそちらもチャレンジしてみましょうか。”闇の奥”は映画『地獄の黙示録』の原作のようです。

私が今はまっているテーマ、船乗り経験のある作家や船での冒険がテーマの本巡りはまだまだ続けたいと思います。遠い地名の喫茶店でそこに思いを馳せたり、行ったことのない都市が描かれている本という箱の中で漂白するのが好きなのです。

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東京都台東区浅草1-28-2 2F

【2017年8月訪問】