純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:国会議事堂前】喫茶 やま 喫茶店の旅 丸ノ内線全駅制覇の巻その14*国会議事堂前*

丸ノ内線全駅制覇の旅。今日は国会議事堂前駅。ここは降りる機会がほとんどないですね。小学生の頃に国会議事堂見学に来た覚えがありますが、それも観光バスで、ですから。電車で来ることって...まずない。そんな国会議事堂前駅にある喫茶やまは
国会記者クラブの1階にあります。テレビ中継でよく映るところかな。

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滅多に降りない駅だからこそ降りてみたい。でもこの周辺でなんのアテもなくさまよっていたら、不審者ぽい。でも、もし怪しまれたら喫茶やまに行くためって言える....なんて言い訳を考えながら。駅の階段を上って地上に出ると、省庁と警備員の姿しか見えない町。

スーツも着ていないあからさまに普段着の私は一体....。この辺り、勝手に歩いて大丈夫なのか?と恐る恐るだったので余計怪しい?

 

喫茶やまは入ってみると、広い昭和の応接室のようで。見上げると、天井の蛍光灯の並びがいいデザインになっていました。たまご色のソファとフローリングのタイルがいいコーディネート。ゲーム機もある。マーブル模様のテーブルと妖艶なパープルのプラスチックのおしぼり置き。すべて昭和からワープしてきている感じ。

お昼時を避けて訪問したら店内ひとり占めでした。テレビの見える席に座って、画面をぼーっと眺める。明るい時間に飲むお酒は美味しいというけれど、明るい時間に喫茶店で見るワイドショーもいい。小学生の頃、風邪で学校を休んで普段学校に行ってて見れない笑っていいともを見た。そんな気持ち。


このお店の営業時間はもしかしたらお客さん次第かもしれません。実は振られて再チャレンジのお店でして。以前17:00頃に訪問した時は閉まっていました。たまたまかな。この日私が15:30頃にお店を後にした時には看板が消えていました。(看板というか窓ガラスに貼られたPCからプリントアウトしたとみられる「喫茶やま」というコピー用紙です)。
平日だしお昼すぎには閉めてしまうので、(私が出たのは15:00ごろ)なかなか秘境だと思います。

さて。オーダーですが、私、喫茶店ではインテリアに似合うメニューを探してしまいます。黄色い内装だからグリーンが合いそうだなと思った。直感で。きっと茹でおきのフライパンで炒め直して出されたバジリコスパゲティ。そこがまたいい。量が多くてすごい。

私はカウンター周りの椅子を眺めるのが好きなのですが、このまるスツール好き。写真撮影を申し出ると古いだけなのに〜。と謙遜されましたが、こういう大事に使っている感じがいいですよね!

(記事は下に続きます)

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東京都千代田区永田町1-6-2 国会記者会館 1F

今日の伯父の写真は(下図)鹿乃川と脇にメモがありましたが正確にはどこにある地名か不明。船が係留されている景色が好きなのでピックアップしました。

読書ですが、まだ北杜夫さんの「どくとるマンボウ」を楽しんでいます。この本、船の専門用語がよく出てきます。例えばポートサイドとか。船の仕事をしなかったら何のことだか、私だったら意味不明な言葉ですが....。逆に今なら操船用語がスイスイわかります。だから私が解説しちゃいます

下の写真でもわかるように、船を岸に着けるサイドは大抵左側です。(左舷(さげん)と言います。)大抵というのはたまに右側のこともあるからです。ポートサイドというのは港につける側という意味で船の左側である左舷のことを指します。航空機もその名残で搭乗口があるのは左側ですよね。航空機の造りは、船のそれを引き継いでいることが多いです。

ちなみに船の左舷側に赤い灯がついています。(右舷は緑)。船乗りさんにとって、左右どちらの灯がかというのは非常に重要です。間違えないように”左手には赤玉ポートワイン”という語呂合わせもあるんだよ。と聞いたことがあります。
ポートワインというのは特にポルトガルの港から出荷したワインのことを指すようですが、そういえば1500年代に派遣されたキリシタンの少年団が最初に到着した陸地がポルトガルだった..なんていうこともこの本に書いてあって、そういえば..そんなこと習ったね〜って懐かしく...。

この本は、昭和30年代にはまだ禁止ではなかった表現があちらこちらに出てきて今では新規で出版できないだろう本です。(不適切な表現がありますが。と巻末に注釈があります。例えばそれと同じく逮捕された芸能人が出てる番組の再放送などがお蔵入りになるのは残念。不適切な人物が出演しています。って注釈つけてO.Aしたらいいのにと思います。)挿絵も可愛く外国のいろんな港に旅した気分になれるので、興味深い本でした。もったいなくて読み切れない。
私は、こういう終わらないでほしい本を抱えて喫茶店に出向くのが好きです。
それでは次回は霞が関の喫茶店で!ではまた。。

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 【2017年4月訪問】