純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:荻窪】珈里亜 喫茶店の旅 丸ノ内線全駅の制覇の巻その1 *荻窪編*

珈里亜(かりあ)は荻窪にある喫茶店だ。
駅前の建物で、まどから電車が眺められる素敵な喫茶店だ。

f:id:saria444:20170611210913j:plain

趣味は散歩で人生開眼

昭和の時代には駅前に必ずこういう喫茶店があった。幼少期によく連れて行ってもらった喫茶店も駅前の2階にあった。だからここに入った時、とても懐かしい気持ちでみたされた。あちこちこういった個性的なお店があった時代がうらやましい。いまは、どの駅前も景色があまり変わらない。好みのお店を求めて電車に乗らないといけない。その代わり散歩をするのが趣味といえるのは、現代だからこそかもしれない。

 

私は散歩と称して、地元の東京でも町歩きを堪能している。
これがまた楽しくて海外旅行が趣味だったころのように、わざわざ遠くに行かなくてもすごく楽しいということに気づいた。人生が100倍楽しくなった。

茶店のために丸ノ内線全駅で降りてみた

そんな散歩の成果が喫茶店巡りなわけだ。
この度、丸ノ内線の全駅制覇を達成したので、
今日から
丸ノ内線の喫茶店全駅制覇の記録を残そうと思う。
お得な切符、東京メトロ24時間券というのがあって...。
文字通り、なんと24時間乗り降り自由なのだ。
勤め人でも休日の前の日から出かけて、翌日の半日がフルに使えるのだ。
私はこれを活用しまくっている。

今日から始める丸ノ内線全駅の喫茶店の記録。
荻窪駅からスタートする。この珈里亜から見えるのは、丸ノ内線ではなくJR線だが・・・・・・。

珈里亜のこと

珈里亜はブルーのクリームソーダーが有名だ。
その色と、三つ並んだバルコニー(COFFEE 珈里亜 TEA LOUNGEというロゴがひとつひとつ並んでいていい!)を見て、脳内で自動的に流れるBGMは、松田聖子だ。
青い珊瑚礁か、渚のバルコニーか。貝殻のような灰皿も素敵だった。
マスターは海がお好きなのかな?ところで、最近ビックリしただが、
今の大学生くらいの方たちは、神田沙也加さんのお母さんが松田聖子さんだということを知らない方もいるらしい。神田沙也加さんは、お母様の血を受け継いだのか声がとても澄んでいる。それと最近のCMでみた聖子ちゃんは、今でも若々しくてすごい。

ここは駅近くだから待ち合わせの喫茶店としても使えそうだ。早めにきて相手を待ち、お店に向かってくる姿を窓越しに眺める。このお店は今もそういう楽しみ方ができるレアな喫茶店だ。昭和にはあちこちで見られた風景だ。
かつて携帯がない頃は、喫茶店に電話してことづてするという、なんとも趣のある文化もあった
昭和の時代に、私は喫茶店で人と待ち合わせするほど大人ではなかったが、
アイドルの歌詞にこんなシーンがあったということを覚えている。

ここは何がいいかというと、電車が眺められるところだ。
バスも見えるから乗り物好きにはたまらない。喫茶店と乗り物に、散歩が好きな私のパワースポットだ。駅前喫茶店はそれだけで最強である。f:id:saria444:20170611210944j:plain 

f:id:saria444:20170611211015j:plain

f:id:saria444:20170611211106j:plain

f:id:saria444:20170611211133j:plain

f:id:saria444:20170611221445j:plain

f:id:saria444:20170611211208j:plain

f:id:saria444:20170611221552j:plain

f:id:saria444:20170611211246j:plain

f:id:saria444:20170611221229j:plain

今日の叔父の写真は太平洋航海中(マストを上げているのか?)
昭和30年代撮影。

f:id:saria444:20170611230126j:plain

 

東京都杉並区荻窪5-27-6

【2017年4月訪問】