純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【東京都:虎ノ門】フーガ 虎ノ門で潮待ち

新橋周辺の喫茶店シリーズ。

フーガは虎ノ門にある喫茶店。 

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ビルの谷間、地下に続く”町の喫茶店”。

こんな感じのお店を虎ノ門で見つけた時の感動たるや。

モチーフは音楽のよう。

階段の踊り場にある看板は

バイオリンとト音記号でしょうか。

シルバーなのがシャープ。

インテリアはアットホームな喫茶店。

この加減が肩の力がホッと抜けるし安心する。

虎ノ門周辺はおしゃれだったり

かしこまったりガヤガヤの居酒屋か(それも好き)

逆に老舗すぎて肩肘張ったり。

だからこそ、

こういうスタイルのお店の存在はありがたい。

 

 さて、私がここで過ごしたのは

「潮待ち」のため。

潮待ちっていうのは、船乗りさん用語。

現場で日常的に飛び交っていた

私の好きなことばのトップ3入り。

本来の意味は

”潮流を利用して航行する船が

潮流の向きが変わるのを待つこと”

面白いことに

船のオペレーションだけではなく人間にも使う

”時間つぶし”という用法だ。

 

例えば、アフター5(6?)に待ち合わせ。

それまで小一時間ほどあるとき

社内ではこんな会話が。

「お疲れ様。まだ残業してるの?」

「いえ。約束まで潮待ちしています。

 ここフーガでは

まさに「潮待ち」をした。

業務後の習い事まで時間が少しあったから。

 

ちなみに「潮待ち」のニュアンスは、

待っているのはあくまでも楽しみなこと。

逆に、気乗りしないネガティブなことを

待つ際には使わないのだそう。

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潮待ちで1時間弱を過ごしたフーガ。

この頃は、能町みね子さんの「きまぐれミルクセーキ

を読んでいたから

ミルクセーキをひたすら頼んでいた時期。

バイトらしきお姉さんが

ミルクセーキの作り方を

ママから教わりながら格闘していた。

この味、ぜひ守り続けてください。

 

この日のお供「きまぐれミルクセ〜キ」 

能町みね子 著

【2016年6月】