純喫茶丸 8knot    〜喫茶店で考えた〜

2015年からの純喫茶訪問ブログ。純喫茶をはしごする船ということで”純喫茶丸”という船の名前がタイトルです。

【北千住】サンローゼ *2017/03/28 閉店

サンローゼは北千住にある喫茶店だ。

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駅前の存在感ある建物の階段上がって2階にある。 

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はやる気持ちが制することができず、階段を一気に駆け上がる。
興奮が高まる。だって、こんな店構えの喫茶店は東京にはそうそうないから。 

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ガラスに描かれたアートも可憐だ。全てが美しい世界である。

 

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マットの絵柄にもキュンとする。f:id:saria444:20170325234806j:plainf:id:saria444:20170325234912j:plain

贅沢に空間をつかい、客席数は250席もある。
その数、とある国際線の旅客機とおなじである。圧巻だ。

 

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もうこのままみんなでお店ごとどこかに飛んでいきたい。この空間がなくなってしまうなら、違う場所にワープさせたい。

 

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このアングルは、空港やホテルのラウンジにも見える。
だから、旅好きの私にとって、直感でわくわくする空間なのだ。f:id:saria444:20170325235046j:plain

ミルクティー色のソファをバックにフルーツパフェを食す。

 

パフェの語源は、フランス語の“パーフェクト”だ。
これは、文字通り完璧なルックスのフルーツパフェである。

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閉店を惜しみ、忘れないようにサンローゼでの思い出をスケッチしていたおじいさんや、このお店でプロポーズされたというエピソードを持つご夫婦もいた。

ここで決まった幾数の商談があったことだろう。
ランチに通ったOLやサラリーマン。
私のように最後に1回だけしか訪問できなかったけど、ずっとファンだった人。
大好きで通い続けた人。お客さんも店員さんも相思相愛である。

大事な絆でいっぱいの場所だった。心に刻みたい。

 

理想の世界で完璧なパフェを食したこの日を忘れないように。

【2017年3月訪問】