【岩手県:花巻市林風堂 宮沢賢治の賢治の学校レポート付き】
岩手県は母方の故郷なので、遠くても近い場所である。
こちらは、もううん10年ぶりの二度目の訪問である。
メルヘンチックなロールケーキを食べた。この建物に似合う。
英国風のインテリアが好きだ。幼いころからイギリス文学が好きだったので、
こういうテイストはキュンとくる原点だ。
ここまでくる列車も素敵だった。
釜石線の花巻駅でみた地平線は、はるか彼方にいつまでも続くよう空きがした。
空気も澄んでた。宮沢賢治が花巻を理想郷としたのもわかる気がする。
花巻には、宮沢賢治の世界観を表現した〈賢治の学校〉という場所がある。
広大な敷地と自然を活かしたテーマパークだ。
童話の舞台が再現され
ほんわかする。
ふくろうはよく出てくるモチーフだ。
博物館の中は、ちいさなアトラクションだ。
星、夜空、雲、太陽。
メルヘンの代名詞をたくさん見つけられる。
こういうモチーフが好きだ。
水に関するこんな文章に心を奪われた。
「水。うつろう青い魔力の世界」
まさに”こころ”のことじゃないか。
うつろうから現実逃避をしたくなるのだ。
逃避したっていいのだ。だって戻るのだから。
私にとっても逃避行先は喫茶店だ。
宮沢賢治の本を改めて読んでみようとおもった晩夏の旅行だった。
この日のお供は
『文庫本 X』盛岡の書店(フェザン)から発信されたものだ。
中身は...ここではXのまま、ないしょにしておこう。
【2016年9月訪問】