喫茶店のモーニングシリーズ。今日は小川町のカスタムだ。 ここで付いていたテレビ番組は、ブルゾンちえみさんが主役だった。訪問したのは夏の終わり。今は、もう冬。秋は台風ともに行ってしまった。時の流れは早い。今はクリスマスケーキをどこで予約しよう…
今日の喫茶店のモーニング編は、珈琲家 東上野店だ。 珈琲家というものすごく直球のネーミング。店構えもシンプルだ。だからこそ、入った時の感動が大きい。入店時の心構えがフラットだからだ。勝手にイメージをふくらませてして、妄想が過ぎることがないし…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は溜池山王の喫茶軽食シーザーだ。小松ビル地下にある。 レトロなビジネスビルの地下食堂街だ。食堂街といっても、ここに残るレストランはここシーザーのみになっている。50年前は食堂がたくさん並んでいたらしい。…
喫茶店のモーニングシリーズ。今日は阿佐ヶ谷のgionだ。 モーニングは、飲み物プラス70円という破格の値段。12:00までオーダーできるのがうれしい。 喫茶店開業にあたり、マスターが喫茶店を数百件めぐった末に、理想のインテリアをgionに追求した、という逸…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日のお店はタカセ。池袋のレトロ喫茶といえば、まずここが思い浮かぶ。訪れた南口店は、池袋本店とはひとあじ違う、庶民的な町のパン屋さんといった風情のパン工場併設店だ。 タカセのパン屋さん 朝一に焼きたてのパ…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は阿佐ヶ谷のアロウだ。 グリーンの看板が朝の光に反射していた。アロウはJR阿佐ケ谷駅北口の商店街スターロードの先にある。アロウへの道は、以前にも音楽喫茶のヴィオロンに行く途中に通ったことがあった。 ここ…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。シーボンは東京メトロ日比谷線の仲御徒町駅からすぐの場所にある。平日の朝、はやく起きた日にやってきた。 東京メトロ24時間券で乗り降りチャレンジ 東京メトロ24時間券を購入し、利用したことのない駅にできるだけい…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は十条のSWINGだ。 駅近にあり、一軒家風で、いかにも 純喫茶らしい佇まいだ。ここに店を構えて50年だそうだ。COFFEE SHOP CHAINということは、幾つか支店もあったのだろうか? モーニングは13:00までやっていて、A…
喫茶店のモーニングシリーズ。今日は果実園 東京駅店です。 純粋に好きな喫茶店 ”純喫茶”ってなんだろう。最近よく考える。特殊喫茶の対の言葉という定説はこの際、脇におく。昭和40年頃からの喫茶店開業ブームにのって創業した喫茶店のことだろうというのも…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は池袋東口の伯爵だ。 この店は、北口店と同じで、14:00までモーニングセットがある。 北口は夜の街という印象なのに対し、東口は池袋西武と無印良品の並びにあり、入りやすい雰囲気だ。北口も東口も両方、伯爵はコ…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は池袋駅北口のコーヒー専門店、伯爵だ。 今日までの喫茶店の訪問数を改めて数えてみたところ、2017年10月現在で550軒だった。2015年からの訪問数だ。カウントする前に訪問したお店も含めると、さらに多いはずだ。…
喫茶店のモーニングシリーズ。今日は趣向を変えて愛媛県の喫茶店を紹介する。今治は船の町なので、距離は離れているが、身近な地域だ。耳になじみがある町。愛媛県には、ここ数年で何度も来ている。 今回はライブに参加するために松山へきた際に、今治まで足…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は池袋のマーガレットを紹介する。まえに夕方の時間に訪れたことがあるが、この日は、モーニングを目指し午前中に訪問した。都電荒川線の東池袋四丁目駅や東京メトロ有楽町線東池袋駅が最寄りですが、JR池袋駅から…
喫茶店のモーニングシリーズ この日は果実園の新宿店に行った。各線の新宿南口から近い。西口でいい。住所は新宿区ではなく渋谷区になるようだ。こちらは2017年7月オープンしたばかり。店舗はピカピカだ。 フレッシュフルーツもピカピカに輝いていた。 果実…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は新宿にあるタカノフルーツパーラーのうち、地下鉄ビル店をご紹介する。この地下食堂街は、メトロ食堂街と呼ばれている。ここあるタカノフルーツパーラーは約3年前に改装したので外観はピカピカしているが、長く…
喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日はタカノフルーツパーラーの新宿高島屋店だ。こちらでは遅めの朝食として、平日10:00〜11:00まで1時間限定のブランチセットをいいただいた。月替わりでメインのフルーツが変わるようだ。6月はマンゴーだった。 明る…
先日からの喫茶店のモーニングシリーズのつづき。今日は浅草のカリブだ。 ここはその名の通り、カリブの海賊を思わせる豪華客船のようなインテリアだ。漆黒の客席が雰囲気満点である。何よりもトーストがペリカンのパンであるのがいい。モッチモチの食感はさ…
喫茶店のモーニングシリーズの続き。今日は浅草の銀座ブラジルを紹介する。 ぴあMOOK喫茶店本制覇から始まった喫茶店巡り 2013年発行のぴあMOOK『東京喫茶銘店』を愛読している。掲載されているお店を全て廻ろうと決めたのが、喫茶店巡りをはじめたきっかけ…
休日はどこに出かけるのか?とか、どこで遊ぶのか?という質問にずっと困っていた。なぜなら特定の出没スポットというものがなく、出かける先は、めあての喫茶店がある街だからだ。休みの前日に自分の頭のなかの喫茶店リストと相談する。行く、そして食べる…
先日からの洋菓子店シリーズのつづき。今日はトリアノンを紹介する。すっかり日が短くなった晩夏のこと。散歩にもってこいの季節だ。夕暮れが宵と交代する時間がいい。気がすむまで町歩きをする。散歩にもってこいの季節だ。 永遠の乙女心のプリンアラモード…
先日からの洋菓子店シリーズを綴る。今日は西荻窪のこけし屋さんだ。鈴木信太郎画伯のゆるかわな包装紙が欲しくて少しずつ集めている。看板が、通りと裏通りの両方にあって見ごたえがある。かわいい! 民族衣装が好き 切り絵細工のような葉の隙間から初夏の…
先日からの洋菓子店シリーズ。今日は近江屋洋菓子店 神田店を紹介する。 訪問日は、2015年の5月の土曜日だった。外では神田祭りが開催されており、半纏を着たいなせなお兄さまたちが店内で休憩していた。5月場所の成功を祈念し、お相撲さんが挨拶回りにきて…
もう洋菓子店シリーズを始めることにする。駒込のカド、東中野ルーブルに続き、今日の洋菓子屋さんは自由が丘のモンブランだ。 モンブランといえばケーキのモンブラン!とわたしはまっさきに思うのですが、モンブランとはそもそも西ヨーロッパ最高峰のことだ…
ルーブルのセレナーデは美しい。セレナーデとはこちらのお店で提供しているパフェの名前だ。センスが素敵だ。ピンク色の何ともみずみずしい色合いのパフェは、アイスクリームがメインだ。初々しく甘い味。むかしトリノという三色のアイスバーがあったが、そ…
喫茶クラウンは埼玉県蕨市にある。蕨駅の東口から徒歩5分程度の場所だ。二股に分かれる路地の角にある。ふつうの喫茶店と思いきや、なかは別世界だ。 『打ち上げ花火、埼玉から見るか、東京から見るか』 関東の夏の花火大会に、荒川を挟んで東京と埼玉から、…
熱海駅に出迎えていた車が伊豆山を通り過ぎ、やがて海の方へ円を描くように下っていった。宿の庭へはいっていた。傾いた車の窓に、玄関の明かりが近づいて来た。(出典:「波千鳥」川端康成) (大意は、”昔を思い出してしんみりしてしまう。”という意味 こ…
今日は馬車道十番館の事を書こうと思う。横浜は、業務でお世話になる企業やお役所がありで、意外と訪問する機会が多い街だ。船員用の福利厚生施設〈ナビオス横浜〉で宴に参加したことも幾たびかある。ナビオスはいわゆるビジネスホテルのような宿泊施設だが…
秋は船が出た後の港のようだ。 気づいたら先ほどまでそこに繋がれていた船がいなくなり、残像が波に消されてだんだんぼやけていく。夏の終わりは寂しげな気分になるので、それならいっそ究極に悲しみに浸りきってしまおうと思う。こんかいは、残念ながらその…
洋菓子CADOT(カド)は北区西ケ原にある洋菓子店だ。川端康成が愛したお店として、それはそれは別格の存在感がある。店内には直筆の推薦文があり、氏の愛好ぶりがありありと浮かんでいる。歴史的なお店が消えていこうとする瞬間にいると、どうしても感傷的に…
今日の記事は、ぜひ書き残したい珠玉の喫茶店を紹介する。パーラーオレンジは都電荒川線 三ノ輪橋近くにある喫茶店だ。 きっと喫茶百景 屋根を覆う緑と、橙の灯りと薄暮の光とが珠となって刺繍(ぬいとり)をする。赤いベルベットのソファに灯りのほのかな店…